はじめに
皆さんはカーテンをどのくらいの期間使っていますか?
そして、その間に何度くらいお洗濯していますか?
お洗濯する場合、クリーニングに出す人もいれば、自宅の洗濯機で洗っている、中には全然洗っていないという人もいるかもしれません。
よく見るとカーテンは意外にも汚れています。
汚れたカーテンにはほこりやカビが付き、ダニの温床になることもあります。
カーテンは是非洗ってください。
でも、いざお洗濯しようかなと思ったときに、
「あれ?これって普通に洗って大丈夫なのかな?」
と心配になって慌てて調べたりしていませんか?
クリーニングに出す場合はプロにお任せすればいいですが、ご自宅で洗いたいと思った場合、色々とわからないことがありますよね。
洗えるカーテンってどんなカーテン?
使っているカーテンが洗えるカーテンかどうかは、カーテンの裏側に付いている
洗濯ネームを見てみましょう。
洗濯マークは基本5つに分類されています。
家庭での洗濯が出来るのはマークがある場合です。
このマークがあれば、家庭の洗濯機でお洗濯が可能です。 | |
桶に手が入っているこちらのマークは手洗いとなります。 |
基本マークに×がある場合は、使ってはいけないもしくは、してはいけないことなので注意しましょう。
家庭でのお洗濯は基本的に不可です、クリーニング店に 出すことをお勧めします。 |
このマークが付いている場合、おしゃれ着用洗剤で洗う人もいると思いますが、麻や綿などのデリケートな素材は数パーセント縮んだり、風合いが変わったりします。
カーテンの1%の縮みは丈200cmの場合2cm縮むことになり、お洗濯後にサイズが合わないという事になりかねません。
ご自宅でのお洗濯は避けましょう。
漂白剤は使えません。 | |
乾燥機にかけてはいけません。 |
▼このほかの洗濯表示について詳しくはこちら
https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/pdf/laundry_symbols_161111_0001.pdf
実際にカーテンを洗ってみよう
一般的なマークのある遮光カーテンはフックを外して、ネットに入れて家庭でお洗濯していただいて全然問題ありません。
実際にスタッフがカーテンを洗ってみました。
今回洗うのは少し難易度の高い裏地付きのドレープカーテンです。
洗う前には次のことをしています。
●ホコリを掃除機で取り除く
●フックを全て外す
●プリーツに合わせてたたみ、ネットに入れる
裏地付きジャガード生地の遮光カーテン
この度、実験に使用した裏地付き二重カーテン『D-0159』の商品の詳細はこちら>>
洗濯表示、こちらもマークあります!
サイズ巾100cm×丈210cm
洗う前の重さは これまた約1.2kg です。
フックを外し、プリーツに合わせてネットに入れて、
我が家の洗濯機のドライコースでお洗濯していきます。
こちらも30分ほどで、問題なくお洗濯終了。
脱水も一発OKです。
洗濯後の重さは。。。1.5Kg
スタッフの間で、裏地付き二重カーテンは生地が二重になっているので、
濡れると重たくなって干すとき心配と話していましたが、
意外にもきちんと脱水できていれば重くないという事がわかりました。
これで安心してカーテンレールにかけて乾かせます。
こちらも3時間ほどで乾きました。
ジャガード織の生地の表面は引っかかりもなく、
プリーツ加工も取れずにきれいに仕上がっていました。
(表面に引っ掛けキズもありません) (裏側もきれいです)
実際に洗ってみて、洗う前に心配していた
「裏地付きは重たくて干せないのでは?」
という心配は無用でした。
まとめ|実際に洗ってみて思ったことは
洗う前に
●ホコリを掃除機で取り除く
●フックを全て外す
●プリーツに合わせてたたみ、ネットに入れる
をせず、くるくると丸めて、そのまま洗濯機にポイっとしていたら
生地表面に引っかき傷ができていたかも?
洗濯後、プリーツは取れ、しわしわでアイロンがけが大変だったかも?
と思い、洗う前にやっておくべき事の大切さを感じました。
洗う前の3つの事をきちんとすれば、お家でのお洗濯は簡単です。
カーテンのお洗濯は年末の大掃除の時期に行いがちですが、
その頃は寒くて、窓全開でカーテンを乾かすのは辛いので、カーテンを洗う時期は春や秋の天気の良い日をお勧めします。
皆さんも、天気の良い日にご自宅のカーテンを洗ってみてください。
思った以上にスッキリしますよ。